鳳仙寺

Historic spot HOUSENJI

鳳仙寺

鳳仙寺

鳳仙寺(ほうせんじ) は、群馬県桐生市梅田町にある曹洞宗の寺院。天正元年(1573年)桐生柄杓山城を攻略し桐生氏を滅ぼした由良成繁が、翌年の天正2年桐生に入り自らの菩提寺として建立した。由良成繁公を祀る五輪塔は境内の高台にあり、桐生市街や太田市街、金山を向いている。その横に近年になって作られた妙印尼輝子を祀る小さな五輪塔がそっと佇んでいる。

鳳仙寺鳳仙寺の表参道入口。参道は整備され、本堂や霊園付近まで車で訪れることができる
鳳仙寺境内や霊園は、周囲を豊かな自然に抱かれており、四季折々の景色を楽しむことができる
鳳仙寺天正18年の由良家国替の後、桐生の街作りに尽力を尽くした徳川家家臣・大野八右衛門の墓もある

鳳仙寺由良成繁の墓は市指定史跡に、本堂・山門(楼門) ・輪蔵・梵鐘は、市指定重要文化財となっている
鳳仙寺由良成繁の墓。向かって左手奥にあるのが妙印尼輝子の供養塔。こちらは先代の住職・百仙良榮大和尚が建立した
鳳仙寺桐生市指定重要文化財(昭和63年指定)となっている山門(楼門)

鳳仙寺本堂入口にある「桐生山鳳仙寺」寺号額
鳳仙寺本堂入口。曹洞宗の教えの根幹である坐禅も行なっている
鳳仙寺茶室「聴松庵」。由良成繁は、武野紹鴎(千利休の師匠)から侘茶の奥義を直接伝授されたと言われている

群馬県桐生市梅田町1丁目58