妙印尼輝子

妙印尼輝子の生涯に初めて光を当てた記念碑的作品

上州の金山城城主 由良成繁は、上杉氏や北条氏との従属関係を保ちながら戦国大名としての地位を確立して行ったが、上杉謙信の死をきっかけに、由良家を含む関東一帯は否応なしに戦国時代の大きな渦に巻き込まれて行く。これまであまり注目されて来なかった関東（上州群馬周辺）の戦国時代に、戦国時代最強の女丈夫として名高い由良成繁の妻 妙印尼輝子の生涯を通して光を当てた記念碑的作品。
著者：浜野春保

単行本：227ページ
発行者：坂本久幸
発行所：一般社団法人 地域創生支援機構
言語：日本語
ISBN：978-4-9908481-0-1
発売日：2015/10/10

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浜野 春保（はまの はるやす）

著者略歴
1925年 群馬県太田市新田生品（旧新田町生品）に生まれる
雑誌『近代文学』　同人誌『犀』『朱羅』に作品発表

著書
『万雷特攻攻撃隊』1979 年
『落城』（反町館落城記） 1989 年
『海の紋章』1991 年
『妙印尼輝子』初刊1994 年
『徳川開闢異聞』1996 年
『有刺鉄線』1999 年
『流れ雲』2003 年

上州の戦国大名 横瀬・由良一族

戦国時代に太田金山城を根拠として北関東に雄飛した、横瀬・由良一族の記録

続群書類従 第三十五輯 拾遺部

【由良家伝記】戦国末期上野新田地方に勢力をもった豪族由良家の武勲記。

続群書類従 第二十二輯上 合戦部

【新田老談記】に上野新田金山城主由良成繁・国繁の合戦記が記されている。